植村直己 - 青春を山に賭けて

野口健氏が山に登るきっかけとなった作品ということで、早速読んでみた。


内容は思い出せないのだが、小学校で習った国語の教科書に氏のことが
書かれていて、子供ながらに感動した思い出がある。
氏が遭難したとニュースで知ったときは信じられなかったし、
残念でならなかった。


改めて氏の足跡(五大陸最高峰)を知り、感慨深かった。
もの凄く濃い内容で、常に緊張感を維持しながら一気に読破してしまった。


内容は凄く素朴で、それでいてリアリティに溢れ、あたかも自分自身がその場に
いるかのような錯覚に陥るほど素晴らしい描写である。


もっと早く読んでいれば人生が変わったかも知れないと思うほどの作品。


青春を山に賭けて