2006-01-01から1年間の記事一覧

村上春樹訳 - グレート・ギャツビー

村上氏が満を持して訳したフィッツジェラルドの作品である。 野崎氏の訳は2回ほど過去に読んだことはあった。 そもそも本作品を読んだきっかけは、村上氏のノルウェイの森。 待望の村上氏の訳とあって、いやが上にも期待が高まった。 まず冒頭が素晴らしい。…

早起き&お掃除

たまにのぞいているIDEA*IDEAで紹介されていた「早起き生活をはじめよう!!」というサイトが素晴らしい!! このサイトに速攻で会員登録してからというもの、それまで7時30分頃に起床していた生活が一変した。 自分でも信じられないのだが、かれこれ10日間…

コンセントでネット

家庭の電源コンセントにつなぐだけでネットワークに接続できるPLC(Power Line Communications=電力線通信)というものが注目されている。 松下電器産業が12月9日に発売したPLC専用アダプターは品薄状態だという。 PLCについて気にはなっていたが、Yahooのト…

念願の物見山を走る

先週、初めて埼玉県にある物見山を自転車で走ってきた。 家から自走するには距離があり、これまで断念してきた。 今回は物見山の近くに用事のあった家族の車に同乗して送ってもらうことになった。今宿の交差点で別れ、物見山を目指す。 ウォーミングアップの…

パーティション分割の続き

先日書いた「XPとVistaのデュアルブート Part1」に有益なコメントが書き込まれていた。 (感謝!) BIOSでCDROMの動作モードを「USB」から「Legacy」に変更せよというものだった。 早速DELLのOptiplex745のBIOS画面に入り、「Drives」の設定を確認。 SATA-1…

XPとVistaのデュアルブート Part2

前回はフリーソフトでパーティションを分割しようとして、無惨にも 玉砕して終わった。 今回は熟考した結果、「パーティション・マジック」を購入して挑むことにした。 XPに「パーティション・マジック」をインストールし、パーティションの追加 を選択して…

XPとVistaのデュアルブート Part1

待ちに待ったCore2Duoのマシンが会社に到着した。 機種はDELLのOptiplex745だ。 早速プリインストールされているXP Proをセットアップする。 セットアップといっても簡単な質問に答えていくだけで完了する。 そしてMSDNからダウンロードしたてのVista Ultima…

騒音の犯人は・・・

VistaのRC2をインストールしたマシーンが定期的にうるさくなる。 そう、CPUがその発熱性で悪名高いPrescottコアのPentium4なのだ。 CPUが忙しくなってファンがうなっているのだから、それなりに 重いタスクが動作しているはずだ。 早速タスクマネージャーを…

ミクシィ潰し

帰宅時に駅の売店に目をやると、「ミクシィ潰し」という見出しのスポーツ紙が並んでいた。 ソフトバンクがマイスペースの日本語版サービスをいよいよ開始するらしい。 Yahoo!が既にSNSのYahoo! Daysを開始しているので意外だった。 マイスペースにはミクシィ…

サン=テグジュペリ - 星の王子さま

以前読んだ本の中で引用されており、読んでみたくなった。 綺麗な挿絵が何点か挿入されている。 タイトルから、子供向けの作品だと思っていた。 子供を扱った作品ではあるが、大人になっていつしか失われたものがそこにはある。 難解ではないが、自分が子供…

頭の良くなる「短い、短い」文章術

文書を書くのが苦手だ。ブログを投稿するまで時間がかかる。 仕事がらユーザーとメールのやりとりをすることが頻繁にある。 もっとスマートに文章を簡潔に書きたい。 そう思って本書を手に取った。 タイトルがいい。 簡潔な短い文章が書けて、頭も良くなった…

YouTubeは儲かる必要などなかった

ユーチューブ(YouTube)がGoogleに約2000億円で買収された。 新聞の記事を見たときは「まさか」と思った。 しかし冷静になって関連するブログを見ていると、GoogleがYouTubeを買収した理由が浮かび上がってきた。 Googleの売り上げのほとんどは広告料が占め…

プレゼンの決定打!!

今日の日経産業新聞を見ていたら、楽しみにしているビジネススキルの欄で高橋メソッドが紹介されていた。 あり得ないくらい大きな文字でプレゼンするのが骨子らしい。 こんなことを今の業務でしたら多分・・・ しかし高橋メソッドは革命的に強烈だ。素晴らし…

小川 洋子 - 博士の愛した数式

それまでたびたび眼にすることはあったが、新潮文庫の百冊に入っていたので、読んでみることにした。 数学が苦手な自分は「数式」と書いてあるだけで拒絶反応が出てしまうのだが、読み進めてみると数字嫌いから数字好きになった(本当に!) 設定が非常に特…

リアルクローズはWeb2.0だった

先日録画していた、ファンションを扱ったNHKスペシャルを見た。 冒頭エビちゃんが登場するとともに、「リアルクローズ」というキーワードが映し出された。 リアルクローズとは、現実的な服、リアリティーのある服のことをいうらしい。 従来のファッションシ…

mixiで感激

最近はすっかり「ログインするだけ」となったmixi(ミクシィ)。 株価の方も意に反しておとなしくなってしまった。 誕生日にログインしてみたらマイミクの方からメッセージが届いていた(メッセージであるところがポイント)。 あの赤い太文字が踊っているだ…

はてなはへんな会社だった

ということで、図書館で半年ほど順番待ちしていた『「へんな会社」の作り方』がようやく手元に来たので今更ながら読んでみた。 自分も自転車が好きでよく荒川をロードで走ったりするので、以前から近藤社長には親近感があった。 ペアプログラミングなどは今…

ミクシィーと夜間取引

ここ最近の新規上場銘柄としては大人気となったミクシィー(mixi)の初値がようやくついた。 本日は意外にも売り気配で始まり、しっかりと個人投資家?をふるい落として後場過ぎから上昇。 まるで仕手株のような動きですな(笑)。 おそらく行けるところまで…

G・M・ワインバーグ - コンサルタントの秘密

以前読んだことのあるSE系の書籍ではバイブルといえる「コンサルタントの秘密」を久しぶりに開いてみた。 どうも最近仕事のやり方に疑問を抱き始めており、何かヒントになる物が見つけられないかと、なかば藁にも縋る思いでページを捲った。 第一章を2回ほど…

飯塚訓 - 墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便

「沈まぬ太陽」を読んで事故当時の現場の凄惨さを知り、もう少し日航機事故に関する書籍を読んでみたいと思い、本書を手に取った。 著者は高崎署刑事官として、実際に身元確認班長を務めた人物であり、事故現場のより緻密な状況が描かれており、改めて事故の…

Windows Vistaは買う必要のないOSという結論

発売が待たれているWindowsVistaについて、マイクロソフトの社員から直に説明を受ける機会があった。 説明に使用したVistaはRC1とのことで、日本初公開であることを強調していた。 社員の説明は流暢で、質問にもスムーズに答えていた。さすがは選りすぐられ…

山崎豊子 - 沈まぬ太陽(五)会長室篇・下

長い小説だったが、気づいてみればあっという間に読了してしまった。 お昼休みにまで読んでしまうほど素晴らしい作品だった。 読み終わって一番の感想は寂しいという感覚だ。 作者の非常に緻密な取材があってこその作品だろう。 <以下、ネタバレなので、ま…

山崎豊子 - 沈まぬ太陽(四)会長室篇・上

御巣鷹山の惨劇から一転、国民航空の利権に絡んだ腐敗体質がクローズアップされ、さすがに辟易し、読んでいて疲れた。 今回心に残ったのは遺族による新聞への以下の投稿。 おねがい パパ もう一回だっこして もう一回 いっしょにごはん いっしょにごはん 食…

海の上のピアニスト

なかなか最後まで楽しめる映画だった。 特にJAZZ好きにはたまらないだろう。 一番のお気に入りシーンは、ギターバトルならぬピアノバトルが繰り広げられる場面。 特に勝負を決める曲を演奏する場面では、汗を振り絞りながら鍵盤に向かう姿が感動的で、曲もド…

MXテレビの挑戦

日経が第一報を報じた「MXテレビがYouTubeで番組配信」について、各メディアも取り上げてその反響が広がっているようだ。 一番気になるのは、MXテレビは動画投稿サイトに某かのコストを支払うのか と一昨日も書いたが、どうやら動画投稿サイトの運営者とは配…

大化けするYouTube

日経新聞の朝刊で興味深い記事を見つけた。 東京メトロポリタンテレビジョン(東京MXテレビ)が、自社の番組を「YouTube」や「Google Video」に流すという記事だ。 最初は全番組を流すのかと思ったが、そうではなく、一番組である「Blog TV」を流すらしい。 …

ToDo管理サイト

Lifehack系のサイトを眺めていたらToDo系のサイトを見つけた。 check*padとRemember The Milkだ。 これまで仕事用はメモが手軽に書き込めるソフトを常駐させ、プライベート用にはTXTファイルで管理し、毎週プリントアウトしていた。 ToDoが「あちら側」で管…

ショーシャンクの空に

感動する作品との評価が高かったので、ずっと期待していた作品だった。 最近見た映画はどれも「世代を超えた友情」をテーマにしていて、本作品もご多分に漏れず、流行なのかとさえ思ったほどだ。 印象に残ったのはモーガン・フリーマンの渋い演技だ。 何故だ…

山崎豊子 - 沈まぬ太陽(三)御巣鷹山篇

本篇を読むのは2回目。 前回は1、2巻を読まなかったので、事故の惨状が強く印象に残ったが、今回は登場する人物像なども理解していたので、より迷走する国民航空の姿が浮き彫りになった。 印象の残ったくだりはP79の感動的な救出場面。 次いで、川上慶子を…

イル・ポスティーノ

最近イタリア映画にすっかり魅せられているが、この作品がそもそもイタリア映画に興味を持つきっかけになった。 およそ5年ぶりぐらいに懐かしくて購入してしまった。 記憶に残っていたとおり、まず、抜群に音楽がいい。 そして綺麗な景色と海。 これだけでも…