MXテレビの挑戦

日経が第一報を報じた「MXテレビYouTubeで番組配信」について、各メディアも取り上げてその反響が広がっているようだ。
一番気になるのは、MXテレビは動画投稿サイトに某かのコストを支払うのか と一昨日も書いたが、どうやら動画投稿サイトの運営者とは配信契約などは結ばず、個人と同じ立場で投稿するらしい。かなり驚きである。


曲がりなりにも1放送局が、YouTube等のインターネット上のインフラを使って、自社の1コンテンツを配信するということは、相当なインパクトである。

MXテレビ曰く、自分たちは日本で129番目に開局した後発の放送局であり、しがらみなどは存在しない と言っている。実際そうなのだろうが、早くも他の放送局からは反発があいつでいるとのこと。
これも以前書いたことだが、「あちら側」に行こうとした瞬間に立ちはだかるのはこの「しがらみ」である。(当然ながら「しがらみ」は目には見えない)
大手の放送局は、この「しがらみ」が多すぎて、「あちら側」に行けないのが実情。
(フジテレビは自前で動画共有サイトを構築した)


大げさかもしれないが、今回の件は、動画投稿サイトが放送局にとってかわろうとする歴史的な第一歩となるのではないだろうか。