ミクシィーと夜間取引

ここ最近の新規上場銘柄としては大人気となったミクシィー(mixi)の初値がようやくついた。
本日は意外にも売り気配で始まり、しっかりと個人投資家?をふるい落として後場過ぎから上昇。
まるで仕手株のような動きですな(笑)。
おそらく行けるところまで上昇するのでしょう。
保有されている方が羨ましい)
株式公開で得た資金は当面設備投資に当てるようだが、残りの資金をどうするのかが注目。


昨日のもう一方の注目はカブドットコム証券が運営する夜間取引(PTS)。
ようやく日本でもオークション形式での夜間取引が始まるのかと思うと、感慨深いものがあった。
自社の株の取引が一番多かったのはご愛敬だが、内容自体は思っていたよりも悪くなかったと思う。
特にトラブルもなく、まさに無難な船出だった。
自分には夜間取引の運営はかなりギャンブルに思える。夜間取引の肝は「流動性」にある。
すなわち売りたいときに売れること。逆もまたしかり。
アメリカでのECNなどの例を見るまでもなく、「流動性」のない市場はたちまち閑古鳥がなくことになるからだ。
しかしカブドットコム証券の齋藤社長の発言などを聞いていると、なんだかわからないが凄い自信を感じる。


ウィスキーを飲みながらボーっと値動きを眺めていたが、夜に株を売ったり買ったり出来るようになるのは、なかなか悪くないな とふと思った。