頭の良くなる「短い、短い」文章術
文書を書くのが苦手だ。ブログを投稿するまで時間がかかる。
仕事がらユーザーとメールのやりとりをすることが頻繁にある。
もっとスマートに文章を簡潔に書きたい。
そう思って本書を手に取った。
タイトルがいい。
簡潔な短い文章が書けて、頭も良くなったら一石二鳥だ。
作者は、朝日新聞のコラム「素粒子」を長年担当していた というだけあって、書いてある内容に説得力がある。
いい文章の定義は以下の通り。
- いい切る
- 飾らない
- 常套句を使わない
これだけでは味気ない文章なので、以下のエッセンスを加える。
- ニュース性(意外性)
- 「なぜ?」で掘り下げる
具体的には、
- まずポンと言い切る
- それはなぜであるかを、補足説明する
- 話題を展開する
- それはなぜであるかを、補足説明する。
というプロセスにより文章は次第に形を表してくるという。
気に入ったフレーズを以下に引用しておく。
いつでも、「短い文章」を書くようにして考えよう。考える行為とは、「短い文章」を頭のなかでいくつも作文することである。
あれこれ漠然と考えてから書く、のではなくて、はじめから「短い文章」そのものを考える。つまり、「考える」とは「短い文章」を考えることなのだ。
頭の良くなる「短い、短い」文章術―あなたの文章が「劇的に」変わる!
posted with amazlet on 06.10.20
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書くように生きる